市原市の自然について

更新日:2014年2月12日

市原市は南北に36キロメートルと長く、市南部は尾根が標高100から200メートルの丘陵地(最高は大福山の292メートル)、市北部は標高20から100メートル程度の台地、養老川下流には標高10メートル程度の低地が広がっています。また、丘陵地や台地の谷には川が流れ、渓谷や谷津と呼ばれる地形が見られます。ここには様々な植生が成り立っています。人々は古くからその恩恵を受けながら、樹林や草地、畑地や水田、住宅地など、土地利用をしてきました。そこはまた、多様な動植物の生息・生育環境となっています。

市内の田園風景の写真

市内に生息する主な希少の動植物

イモリ(アカハライモリ)(県レッドデータブック:A)

腹部が赤いためアカハライモリと呼ばれています。繁殖場所と成体の主な生息環境は、水田や川・水路などの水域です。幼体は成熟するまで、主に樹林や草地などに移動して生息しています。

アカハライモリ手のひらに乗せて撮影

お腹が赤いのが特徴

アカハライモリ陸上にて撮影

繁殖期は4月から7月上旬。
市内でも目撃情報が減少している。

カタクリ(県レッドデータブック:B)

多年草で、発芽1年目の葉は針のようでカタクリに見えません。花が咲くまでに8年から9年かかるといわれ、切ったり抜いたりすると大きなダメージを負います。

カタクリの写真

寒冷地に生息するカタクリが丘陵地に咲くのはまれです。
花が籠を傾けたように咲くことから、昔は片籠(かたかご)の花と呼ばれていました。

カワセミ(県レッドデータブック:C)

カワセミは、岸辺の杭や枝などにとまり、そこから水中に飛び込み魚類や水生昆虫などの小動物を捕食します。色鮮やかな羽をもつため見分けはやさしいですが、鳴声だけで聞き分けるのは慣れが必要です。
カワセミは、たいてい河川や湖沼周辺に生息していますが、珍しい例としては、市役所付近の住宅地の土手に巣を作り、生息しているという情報も寄せられています。(カワセミの写真提供:若菜伸男)

カワセミの写真

色鮮やかなカワセミ

巣にエサを運び込むカワセミの写真

巣にエサを運び込む。
巣の中の子供にエサを与えている。

トウキョウサンショウウオ(県レッドデータブック:A)

繁殖場所は、湿田又は湿地の水たまりのほか、湧水の流れ込みの多い水路などです。一対のバナナ状ないしコイル状の卵のうを、水中の枯れ枝などに産みつけたりします。

トウキョウサンショウウオの写真

成長したトウキョウサンショウウオ

トウキョウサンショウウオの卵の写真

トウキョウサンショウウオの卵

メダカ(県レッドデータブック:B)

メダカは全長3から4センチメートルの小型の魚類です。かつては水路や水田などでごく普通にみられていたましたが、最近は減少しています。特定外来生物のカダヤシと似ているため、尾びれで見分けます。(メダカは尾びれの後縁が直線的であるのに対し、カダヤシは丸い。)詳細は、市原市自然環境マップを参考にしてください。

メダカの写真

目が大きく、頭部の上端から飛び出しているのが名前の由来となっている。
市内でも目撃情報が減少している。

市原市内の自然環境をまとめた冊子

平成22年9月から平成24年2月までの約1年半をかけて、市内全域の動植物環境を調査し、平成24年2月に発行されました。

平成2年度から4年をかけて、地形や地質、動物、植物などについての実態調査を行い、平成7年3月に発行されました。

平成2年から平成5年にかけ、植物、動物、地学の各分野にわたり、市内の自然環境の実態を調査した。平成6年3月に発行されました。

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