電脳展示室
イノシシ形土製品(いのししがたどせいひん)
出土地:能満上小貝塚(のうまんかみこかいづか)
遺跡所在地:能満(のうまん)
遺構:
時代:縄文時代晩期


解説:上小貝塚では、縄文晩期のイノシシ形土製品が2体出土しています。このうち1体は全体の形がわかる貴重な資料です。イノシシの特徴である大きな鼻や背中の盛り上がり、爪先立ちの脚部などの表現がうまくとらえられています。また、アルファベットの「I」の文様は、晩期のなかごろの土器に特徴的なものであり、製品の作られた年代が特定できることも貴重です。
 文化財センターのエントランスホールに展示中ですので、ぜひ見学してください。とても優しい目をして微笑んでいるようにみえます。ほかに西広貝塚菊間手永貝塚でも動物形土製品が出土していますが、どれも微笑んでいるようにみえるのは、市原市内出土品の共通した特徴といえます。動物形土製品をどのように使ったのかは、明確な説明ができませんが、微笑みは、この土製品あるいはイノシシに対する縄文人の気持が現れているのではないでしょうか。
 エントランスホールでは、この土製品のペーパークラフトを配布しています。ご希望の方はセンターまでいらしてください。
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