電脳展示室
横槌形木製品(よこづちがたもくせいひん)
出土地:四反田遺跡(したんだ)
遺跡所在地:五所(ごしょ)
時代:古墳時代中期〜後期

解説:ほぼ直角に曲がった流路の中から、集中して見つかりました。これは、通称「ヨコヅチ」と呼ばれている木でできた道具です。材質はアカガシ亜属で、比重は重たく堅牢な木を使っています。細く削り出されている所を握って振り下ろし、何かを叩いたものと思われます。上のヨコヅチは握る部分と叩く部分がはっきりと分かれていますが、下のは握る部分から、だんだん叩く太い部分に移行しています。ちなみに、上のヨコヅチは先端の円形部分(底面)に籾状の窪みがあり、竪杵(たてぎね)のように使って粒状のものを砕く使い方もあったのかもしれません。
 これらは、近代まで使われていたものととてもよく似ています。上のヨコヅチは布を叩いて柔らかくした「砧(きぬた)」用、下のは豆打ち用として使われていたものに似ていると指摘する人もいます。
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