奈良三彩小壺(ならさんさいこつぼ)
出土地:坊作遺跡(ぼうさく)
遺跡所在地:国分寺台地区・山田橋(やまだばし)
時代:奈良時代(8世紀後半)
解説:中国の唐三彩をまねた焼きもので、緑・黄・白3色の釉薬がかけられています。当時の都の近辺で焼かれ、限られた人たちが使いました。坊作遺跡は
上総国分尼寺
北方に広がる造寺集落で、この小壺も尼寺で薬や香の容器に使われるものだったのでしょう。