電脳展示室
線刻ロクロ土師器(せんこくろくろはじき)
出土地:片又木(かたまたぎ)遺跡
遺跡所在地:不入斗(いりやまず)
遺構:竪穴住居跡
時代:平安時代 9世紀前〜中葉


解説:9世紀前葉から中葉にかけて、不入斗の谷奥の斜面部に、複数の竪穴建物・掘立柱建物からなる小鍛冶(鉄器製作)工房が造営されました。ここからは342点の線刻・墨書土器が出土しています。総量の93%が則天文字の「天」に似た字です。ただ、これは、文字ではなく、記号として用いられているようです。これ以外の字は少ないので、工房を操業していた集団の標識記号だったのかもしれません。なお、この工房跡からは、一定量の鉄滓類や鞴羽口、金属製品、帯の装飾品なども出土しています。
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