平成27年度 いちはら埋文(まいぶん)講座
第2回 災害と復興の9世紀 −新指定文化財 「貞観十七年」銘土器の時代− |
予定日 予定日 6月20日(土) 時 間 午前10:00から正午まで 会 場 埋蔵文化財調査センター (9:30受付開始) 参加費 無料 申込み 不要(当日直接会場へ) |
講座の内容 9世紀後半の稲荷台遺跡では、様々な祭りが行われていました。今回指定した土器群も祭りに使われたものです。このほか、高級陶器である緑釉陶器や、猪、鹿、牛などの生贄を用いた祭りも行われていました。 その頃の東国は、大地震や台風、飢饉、反乱などの災害が相次いでいました。 稲荷台遺跡で行われた祭りの様子や、その他重要遺跡の画期を眺めながら、災害や復興との関係に触れます。そして上総国府が激動の時代をどのように乗り越えたのか、皆様とともに考えていくきっかけにできれば、と思っています。 当日は、新指定文化財をはじめ講座関連遺物の展示も行います。 【講師】櫻井敦史(埋蔵文化財調査センター職員) |
稲荷台遺跡出土の「貞観十七年」銘土器(市指定文化財) |