平成24年4月29(土)、横浜市歴史博物館主催の企画展「海にこぎ出せ!弥生人」関連イベントにて、「貝輪づくり」の事業支援を行ってきました。
今回は、4月7日から開催中の企画展にあわせ、ゴールデンウィーク前半に親子対象に企画された体験講座です。
本企画展は、弥生時代の人びとの海を越えた活動や交流のようすを、漁具や貝輪などから明らかにしたもので、市原からも東千草山(ひがしちぐさやま)遺跡出土の「オオツタノハ製貝輪」が出品されています。
横浜市歴史博物館公式サイト |
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当センターの新刊冊子『体験☆埋文講座』「貝アクセサリーづくり教室」を、早速テキストに使いました。 |
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「会場は博物館に隣接する「工房」と呼ばれる施設。「大塚遺跡」という弥生時代の環濠集落のなかにあります。
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体験講座前日、博物館スタッフと共に会場準備をしました。まずは「貝輪づくり」を覚えてもらいます。 |
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横浜市でも、今後は「貝輪づくり」を体験講座のひとつに取り入れていく予定とか。スタッフも作り方のコツをつかもうと真剣な様子でした。。 |
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完成した貝輪を試着してみます。スタッフもその出来映えに満足の様子。やはり貝輪は女性に似合いますね。 |
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道具のセッティングも完了です。
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こちらは、会場テラスに設定した貝輪仕上げ用の場所。大きなたらいに水を張っておきます。 |
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いよいよ体験講座当日。参加者は小学生親子など30数名になり、ほぼ会場は満席です。まずはパネルなどを使って「貝輪」について勉強します。詳しい内容は新刊テキストを見てね。
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会場には、貝や貝輪の標本も展示しました。
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貝輪復元品を手にとってもらい、各種貝輪の特徴を発表してもらいます。一番人気はやはり「ベンケイガイ」でした。 |
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実技に入ります。最初におなじみ市立八幡東中学校猪本くんによるデモンストレーション。どんな技が見られるのか、大人も子どもも興味津々の様子です。 |
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石やシカの角だけで、硬いベンケイガイがじょうずに穴あけされていくことに、みんな驚いていました。 |
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さあ、いよいよ「貝輪づくり」に挑戦です。まずは貝を選びます。どれがいいかなぁ。大きさ・かたち・厚さ・色など、自分の好みにあう貝を探します。 |
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自分の場所に戻って、貝の穴あけスタート。会場は貝を割る音で騒然としてします。 |
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「うまく穴があけられるかなぁ」、緊張の一瞬。 |
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シカの角の使い方も、だんだんじょうずになってきました。 |
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腕が通せる大きさの穴があけられた人からテラスへ移動。砥石を使って仕上げに入ります。きれいに磨きます。 |
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約1時間で、ほぼ全員が腕にはめられる貝輪を完成できました。お気に入りの貝輪を付けて記念撮影。皆さんお疲れさまでした。 |