遺跡ファイル

弥生時代中期 山木白船城跡下層 やまきしらふねじょうあとかそう
 白船城跡は海岸低地を見渡せる独立した台地上にある中世城郭跡で、その下層から弥生時代中期、宮ノ台式の古い特徴を示す土器が見つかっています。
 周辺にある同じような平地を見下ろす地形には、弥生時代中期の環濠集落がいくつも発見されているので、この場所でも人々が生活していたと考えてよいでしょう。
『白船城II』(財)市原市文化財センター1997年