この2基は主軸が北東-南西方向でほぼ並行していますが、規模の違いや位置関係、土層の状況などから主体部Bが最初の被葬者と考えられます。
主体部Aからは、銅鏡(同向式神獣鏡)1面、玉類(勾玉1、管玉3、棗玉2、小玉1)、鉄製太刀2振、鉄鏃12本以上、鎌刃1点、刀子とみられる鉄製品1点が、主体部Bからは、鉄剣2本、その内の一本に装着された金銅製三輪玉2点、鉄製工具類2点、鉄鏃本数未確認、砥石1点、管玉1点が出土しています。 このうち銅鏡は市内34例目の出土ですが、市内最大の大きさもあって話題を呼びました。 |