事業所から発生する食品廃棄物について
更新日:2018年3月2日
市内の店舗、事務所等から発生する事業系の一般廃棄物(燃やすごみ)約21,000トンのうち、20%強(4,900トン)を食品廃棄物が占めています。また、平成13年に施行された「食品循環資源の再生利用等の促進に関する法律」(食品リサイクル法)において、食品関連事業者は食品循環資源の再生利用等(発生抑制、再生利用、減量等)に努めるよう求められています。事業者の皆様には、食品廃棄物の削減・リサイクルにご協力をお願いたします。
※食品循環資源とは、食品廃棄物であって、飼料・肥料等の原材料となるなど有用なものです。
食品廃棄物の削減・リサイクルについて
食品廃棄物の発生抑制
- 食材の管理を徹底して、食品を作り過ぎないように心がけましょう。
- 飲食店・小売店では小盛りメニューやバラ売りの導入も検討しましょう。
- 食品廃棄物の80%は水分です。水切りをすることで大幅に減量することができます。
千葉県では、「小盛りメニューの導入」や宴会等における食べきりの呼びかけなど、食べきりの促進に向けた取組を実践する事業者をちば食べきりエコスタイル協力事業者として登録するとともに、協力事業者の情報を広く県民等へ周知することにより、食べきりの推進に向けた意識啓発を図ることとしています。協力事業者への登録についてご検討ください。
千葉県ホームページ ちば食べエコ登録制度
食品廃棄物のリサイクル
廃棄物を飼料・堆肥・メタン(エネルギー化)などへリサイクルしている業者に、処理を委託しましょう。食品リサイクル法の登録を受けた施設で本市及び近郊にあるものは以下のとおりです。そのほかのリサイクル施設は農林水産省ホームページでご確認ください。
なお、市外のリサイクル施設を利用する場合は、利用施設の市町村と市原市とで相互の一般廃棄物処理計画の調和を図るため、事前協議を行う場合がありますので、予めクリーン推進課にご相談ください。
事業者 | 設置場所 | 処理方法 | 電話番号 |
---|---|---|---|
杉田建材株式会社 |
市原市万田野字上打行750番6の一部他 | 肥料化 | 0436-96-1311 |
みどり産業株式会社 |
長生郡長柄町長柄山1162番他 | 肥料化 |
0436-22-2020 |
JFE環境株式会社 |
千葉市中央区川崎町1番 | メタン化 | 043-497-2225 |
施設への搬入方法は、市内の一般廃棄物収集運搬業許可業者に収集を依頼するか、自己搬入になります。受入条件や処理費用等については直接施設にお問い合わせください。
食品リサイクル法について
食品リサイクル法は、食品の売れ残りや食べ残しにより、又は食品の製造過程において大量に発生している食品廃棄物について、発生抑制と減量化により最終的に処分される量を減少させるとともに、飼料や肥料等の原材料として再生利用するため、食品関連事業者(製造、流通、外食等)による食品循環資源の再生利用等を促進することを目的としています。
食品関連事業者
食品の製造、流通、外食等における全ての食品関連事業者は、食品循環資源の再生利用等(発生抑制、再生利用、減量等)の業種別の実施目標率を達成することを目標とされています。
また、食品廃棄物等の発生量が一定規模(年間発生量100トン)以上の食品関連事業者は、毎年度、食品廃棄物の発生量及び食品循環資源の再生利用等の状況に関してを農林水産大臣に報告する必要があります。
(詳細については農林水産省ホームページをご確認ください)
