予防接種は正しい接種間隔で!
更新日:2020年9月30日
異なる種類のワクチンを接種する場合の間隔のあけ方
注射生ワクチン接種後、異なる種類の注射生ワクチンを接種する場合は、ウイルスによる干渉を防止するため、接種した日を0日として、27日以上あけて接種します。
不活化ワクチンとロタウイルスワクチンにつきましては、他のワクチンとの接種間隔が有効性・安全性に影響を与えるという報告はなく、令和2年10月1日から接種間隔の制限が廃止されます。
分類 | 先に接種するワクチン | 接種間隔 | 後に接種する |
---|---|---|---|
生ワクチン | 麻しん風しん混合、麻しん、風しん、BCG、水痘、おたくかぜ |
前の接種日を0日として27日以上あける |
・異なる種類の生ワクチン |
接種間隔の制限なし |
・経口生ワクチン |
||
経口 |
ロタウイルス | 接種間隔の制限なし |
・注射生ワクチン |
不活化 |
DPT‐IPV四種混合、DPT三種混合、DT二種混合、不活化ポリオ、日本脳炎、Hibワクチン、小児用肺炎球菌、ヒトパピローマウイルス感染症予防ワクチン、インフルエンザ、A型肝炎、B型肝炎、肺炎球菌(23価) |
接種間隔の制限なし |
・注射生ワクチン |
同じ種類のワクチンを接種する場合の間隔のあけ方
DPT-IPV四種混合ワクチンやHibワクチン、B型肝炎ワクチン、日本脳炎ワクチンなどの不活化ワクチンは、ウイルス等に対する抵抗力(免疫力)をきちんとつけるため、回数や接種間隔が定められています。
「予防接種のすすめ」をよく読んで、正しい接種間隔で受けましょう!!
感染症にかかった後の接種間隔
麻しん、風しん、水痘、おたふくかぜ等にかかった場合は治ってから4週間見合わせます。
その他のウイルス性疾患(突発性発疹、手足口病、伝染性紅斑)に関しては、治癒後1~2週間程度見合わせます。これらの感染症の患者と接触し、潜伏期間にあることが明らかな場合には、受ける方の状況を考慮して接種を決めます。
判断が難しい場合はかかりつけ医にご相談ください。
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