たばこと新型コロナウイルス感染症拡大防止について
更新日:2020年6月25日
1. 喫煙室は「3つの密」
喫煙室は「密閉」されていることが多く、「密集」「密接」になりがちです。さらに、マスクを外すことから新型コロナウイルス感染症を拡大するリスクが高まります。そのため、混雑時の利用を避ける、十分に距離を取る、会話をしないなど対策をとりましょう。
喫煙室における新型コロナウイルス感染症拡大の防止について(千葉県HP)(外部リンク)
2. 家庭内での受動喫煙に注意
外出自粛が求められている中、自宅で家族と過ごす時間が増えています。また、外出できないストレスから自宅で喫煙をする機会が増えていると思います。しかし、換気扇では完全な排気はできず、ベランダで喫煙しても窓の隙間から家の中に煙が入ることがあります。また、煙が隣家へ及び、受動喫煙によるトラブルが生じることもあります。
3. あなた自身と家族を守るため、この機会に禁煙してみませんか
喫煙は新型コロナウイルス肺炎重症化の最大のリスク
喫煙は新型コロナウイルス感染症を重症化させるリスクがあります。喫煙者は非喫煙者に比べて、人工呼吸器が装着される、あるいは死亡するリスクが3倍以上になるというデータもあります。
また、感染予防のためにマスクや手洗いをしていても、たばこを吸うために何度も口元に汚染された可能性のある手を近づけると、感染リスクを高めてしまいます。
(参照:日本呼吸器学会 新型コロナウイルス感染症とタバコについて)
禁煙治療は保険が適用されます
ストレスのため喫煙量が増えたり、禁煙をしていたのにまた喫煙してしまったり、そんなことはありませんか。「たばこを吸いたくなる気持ち」はニコチンによる作用であり、「意思」の問題ではありません。
禁煙治療は保険適用となっており、未成年者や若年の喫煙者も保険適用の対象です。また、加熱式たばこを使用している喫煙者も対象となっています。市原市でも禁煙治療ができる医療機関があります。この機会に禁煙について考えてみませんか。
禁煙治療に保険が使える医療機関情報(日本禁煙学会HP)(外部リンク)
上記のリンクから保険を使って禁煙治療を受けられる医療機関をお探しいただけます。
