千葉県で手足口病が流行しています
更新日:2019年7月17日
手足口病とは
手足口病は、乳幼児を中心に主に夏に流行する病気です。症状は、口の中や手のひら、足の裏や甲、肘や膝、お尻に2~5mmの水疱性発疹ができます。約3分の1の患者さんに発熱が見られますが、軽度であり、高熱が続くことは通常はありません。ほとんどの方が、数日間のうちに治る病気です。ただし、高熱が出る、発熱が2日以上続く、嘔吐する、頭を痛がる、ぐったりとしているなどの症状が見られた場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。
感染予防のポイント
感染経路は飛沫感染、接触感染、糞口感染(便中に排出されたウイルスが口の中に入り感染すること)が知られています。
一般的な感染予防には、手洗いを流水と石けんでしっかりと行うこととが大切です。また、赤ちゃんや幼児がいる家庭では、おむつ交換を行う際、排泄物を適切に処理し、しっかりと手洗いを行いましょう。
症状が落ち着いた後も比較的長い期間ウイルスが排出されます。また、感染していても発病せずウイルスを排出している可能性もあります。そのため、日頃からのしっかりとした手洗いが大切です。
また、タオルを共有しないようにしましょう。
