?①市原市交通 96①小湊鐵道②JR内房線③圏央道これらの公共交通機関が減ると生活ができなくなるという不安を抱える人も多くいます。地域社会の活力の維持・向上のためには、公共交通機関の維持は大きな課題といえます。市原市にはどのような交通機関があるでしょうか?★ふだん利用している市原市の公共交通機関を一つ挙げよう。★自家用車の普及に伴い、特に、路線バスの利用者は減少傾向にある。公共交通機関の利用客を増やすためにはどのような取り組みが必要だろうか。市原市の玄関口である五井駅から、夷い隅すみ郡大多喜町の上総中野駅まで、全18駅を走ります。五井駅はJR内房線と、また上総中野駅はいすみ鉄道いすみ線と接続しています。地元の人たちが通勤・通学で使うほか、観光やテレビドラマのロケ地としても人気があります。千葉市の蘇我駅から、東京湾沿いに南下し、鴨かも川がわ市の安房鴨川駅に至る路線です。東京都内や神奈川県内と直通運転する快速列車もあるため、通勤・通学で多くの人が利用しています。市原市内には姉ケ崎駅・五井駅②・八幡宿駅があり、最も大きな五井駅は1日で平均約1万6000人が利用しています(令和4年度③) 。市内には千葉市と富津市を結ぶ館山自動車道④のほか、都心から約40~60kmを環わのようにつなぐ全長約300㎞の圏けん央おう道(首都圏中央連絡自動車道)も通っています。圏央道の千葉県内の区間は約95㎞あり、中央部を南北に貫いています。2013(平成25)年に、市原鶴舞IC(インターチェンジ)を含む東とう金がねJCT(ジャンクション)~木更津東IC間が開通⑤し、神奈川県、東京都、埼玉県方面へのアクセスの利便性がより高まりました。(5)交通市原市には、JR内房線・小湊鐵道・京けい成せい千ち原はら線の3社の鉄道路線と、小湊鐵道バス・日にっ東とう交通バス・千葉中央バスの3社の路線バスが運行しています。また、JR五井駅や市原鶴舞バスターミナルなどから乗り降り可能な高速バス・深夜急行バスがあり、私たち市民や市原市を訪れる人の移動を支えています。
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