1いちはらの暮らしいちはらの暮らし?市原市 国際交流・多文化共生88①多文化共生②姉妹都市③ニュージーランドとの交流どのような国際交流を行っているでしょうか。1)ホストタウン東京オリンピック・パラリンピックを通じて国際交流を推進する自治体。★外国人市民が暮らしやすいように行っている市原市の取り組みを一つ挙げよう。★市内で実施されている国際交流事業を一つ挙げよう。市原市では、在留外国人①の増加など社会情勢の変化を踏まえ、国こく籍せきや文化の違いによらず、外国人市民を地域の構成員と捉え、国籍や民族など異なる人々が互いの文化を認め合い、対等な関係を築きながらともに生きていくことのできる地域社会を目指して、「いちはら多文化共生まちづくりプラン」を策定しました。日本語学習機会の充実、食やスポーツなどの異文化交流を進めています。また、外国人市民が暮らしやすいよう、行政情報の翻ほん訳やく②や、外国人市民相談窓口の開設をしています。1993(平成5)年11月に、市原市はアメリカ合衆国アラバマ州のモビール市③と姉妹都市の提携をしました。翌年からは、交流活動の一環として、市民の派遣④、受け入れ⑤を隔かく年ねんで実施してきました。新型コロナウイルス感染症の影響により実施が見送られた時期もありましたが、オンライン交流などを行い、友好を深めました。2023(令和5)年には、姉妹都市提携30周年を記念してモビール市より訪問団を招き式典を行いました。市原市は、ニュージーランドを相手国として国のホストタウン1)の正式登録を受けています。女子ソフトボールのニュージーランド代表のトレーニングキャンプの受け入れなどを行っています。また、2023(令和5)年からは、多様性を尊重する意識・態度を根付かせ、本市の将来を担う国際感覚の備わった、各分野で活躍する人材育成を図るため、現地の学校への短期留学やホームステイを通じて異なる文化や生活習慣を学ぶ、青少年のニュージーランド留学への支援を始めました。2023年は中学生・高校生を派遣⑥し、約2週間、ホストファミリーのもとで生活しながら現地の学校で授業を受けました。これらの幅広い交流を通して、それぞれの国の生活や文化を知り、互いを認め合いながら理解を深め、誰もが暮らしやすいまちづくりを進めています。(1)国際交流
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