いちはら学
80/123

こ畔6芸術芸術?はん78①いちはらアート×ミックス2014(平成26)年より、市原市の歴史・文化・自然・人の暮らし・食・スポーツなど、地域の持つさまざまな資源を現代アートと融合し、里山に活力をみなぎらせ、より魅力的な「いちはら」を再発見する大規模芸術祭「いちはらアート×ミックス」を3年に1度開催しています。「晴れたら市原、行こう。」をコンセプトに、国内外のアーティスト①の作品を市内各エリアに展示するほか、芸術祭を訪れる人を、地域住民が主役となって、ワークショップ②やおみやげ、お食事などで「おもてなし」しています。市外や首都圏から訪れる人も多く、市原の魅力を存分に知ってもらえるイベントとなっています。②牛久リ・デザインプロジェクト市原市南部に位置する牛久地区の商店街を活用し、アーティストが手がけた作品の展示やワークショップなどアート活動を行います③。会期中は、空き店舗だけでなく、営業している店舗も利用して、作品展示、ワークショップ、イベントを開催します。住民主体によるアートを媒ばい介かいとしたコミュニティ活動が盛んな牛久商店街で、アートの力がもたらす地域活性化などの効果をまちづくりへ活用することを目指しています。③市原湖市原湖畔美術館④は、千葉県一の貯水面積を誇る高滝湖を望む、自然豊かな美術館です。1995(平成7)年に開館した観光・文化施設「市原市水と彫刻の丘」のリニューアルにより、市原市の市制施行50周年を記念して2013(平成25)年に誕生しました。①現代アートを中心とした企き画かく展、②地域・子どもに開かれたワークショップ、③外に向かって展開するコミュニティ活動を通して、市原市が掲かかげる「アートによる地域づくり」の中核を担うユニークな美術館として活動しています。また、いちはらアート×ミックスの中核施設として、芸術祭と連動した展覧会やイベントも開催しています。④百年後芸術祭 ー内房総アートフェスー市原市、木更津市、君津市、袖そでケが浦うら市、富ふっ津つ市の内房総5市を舞台に、千葉県誕生150周年事業の一いっ環かんとして、「広域連携」「官民共同」による初の試みとして、「百年後芸術祭 ―内房総アートフェス―⑤」を開かい催さいしています。アート、クリエイティブ、テクノロジーの力を融ゆう合ごうし、百年後の新しい未来を創っていくための持続可能なプラットフォームとしての芸術祭を目指します。美術館芸術を生かしたまちづくりとして、どのような取り組みがあるでしょうか。(1)芸術を生かしたまちづくり

元のページ  ../index.html#80

このブックを見る