市原市74①食文化②方言市原市には、どのような風習が残っているでしょうか。★太巻き寿司やとうぞを作ってみよう。★市原市に残る風習を調べよう。市原市では、古くから冠婚葬祭には必ず「太巻き寿ず司し①」が作られてきました。赤や黄色、緑に染められたかんぴょうなどを使って(不ぶ祝しゅう儀ぎのときは青や茶色)さまざまな模様を作り上げ、太巻きを切ったときの断面の華はなやかな図ず柄がらを目で楽しみながら味わいます。農林水産省の「農山漁村の郷土料理百選」にも選ばれました。また、冬になると、「とうぞ②」が作られてきました。大豆を煮て味み噌そをつくるときにできる煮に汁じるをさまし、塩と麹こうじを入れてよくかき混ぜ、納なっ豆とうや切り干し大根などを入れます。味がなじんできたら、ご飯にかけたり、焼いたもちにつけたり、お湯で割って飲みます。⃝行動を表す言葉・あごむ、あんごむ(またぐ)・うっちゃる(捨てる、そのまま放置する)・おっぺす(押おす)・おだよ、よんまう(叱しかる)・きもいる(じれる、イライラとあせる)・ふっちゃげる(手にさげる、持ち上げる)・ぼっこれる(こわれる)⃝挨あい拶さつや物事の様子を表す言葉・あーんが、あーんで(何が、何でという否定の意味)・あで(何で?)・あんとんねぇ(何ともない、大だい丈じょう夫ぶ)・おーっさ、おっさ(そうだ、という肯定の意味)・うんたぇ、おんたぇ(重い)・えっかい、えかい(大きい)・おいない(いけない)⃝語ご尾びにつける「デ」「デン」は、「~ではないか」という意味・えらい、いーでん(大変、よいではないか)⃝語尾につける「モンダン」は、反語の「~ものか」という意味・あんが、恥はずかしいもんだん(何が恥ずかしいものか)(2)市原市の風習?
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