月崎「のだっぽり」市原市46①養老川②里山の保全③いちはらクオードの森(市民の森)市原市には、どのような形で自然が残されているでしょうか。★なぜ里山を守るのか考えよう。★市原市の中で豊かな自然に触ふれることができる場所を一つ挙げよう。市内を走る養老川①は、流域面積245.9㎢、延長75㎞の二級河川です。房総半島に位置する清きよ澄すみ山やまにその源を発し、激しく蛇だ行こうしながら北へと流れ、古敷谷川、平蔵川、内田川などと合流し、市原市の中央を貫つらぬいて東京湾に注いでいます②。里山とは、都市と自然の中間にあり、昔から人々が生活のために利用してきた山のことです。農林業の生産の場であると同時に、多様な生き物が育まれ、また防災や気象緩かん和わにも大きな役割を果たしてきましたが、近年では減少の傾けい向こうにあります。市原市には多くの里山があり、それを守る③ために活動している団体が多くあります。市でも、活動を支し援えんしています。小湊鐵道の月崎駅~養老渓谷駅間には「のだっぽり」と呼ばれる平地があります。長年放置されていましたが、現在は保全活動が行われ、菜の花、アジサイ、紅葉など四季折々の景色を生みだす場所として写真スポットの一つになっています。豊かな自然の原風景と多くの動植物に恵まれた、里山の情景を感じることのできる公園④です。面積は約117ha、標高は60~170mあり、南北に向かって広がった広大な土地にスギ、ヒノキなどを植林し、自然をそのまま有効利用した10コースの遊歩道が設けられています。季節ごとにさまざまな野鳥や草花を見ながら森林浴をしたり、春には桜、秋には紅葉を楽しんだりすることができます。また、展望台からの景色は「ちば眺ちょう望ぼう100景」にも選ばれています。(3)市原市の自然?
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