いちはら学
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る●養老川・村田川流域に上海上国造・菊麻国造と呼1歴史歴史時代古墳時代飛鳥時代奈良時代平安時代鎌倉時代室町時代る時代西暦BC紀元前100万年前海底で砂と泥が堆積するチバニアン期(77万4000年前~12万9000年前)77万年前古期御嶽山が噴火する10万年前●海水面が低下し、次第に陸地化する4万年前日本列島にホモ・サピエンスが到達する狩猟しながら移動を繰り返す生活が続く●市内で人びとが暮らしはじめる(草刈遺跡)●ナイフ形石器が多く使われる(草刈六ノ台遺跡)旧石器時代 3万年前南九州の姶良火山が巨大噴火を起こす2万年前石槍(尖頭器)の使用が広がる縄文時代1万6000年前土器の使用が始まる7000年前縄文海進のピークを迎える5000年前●村田川流域に環状貝塚が造られる(草刈貝塚)大規模な貝塚やムラが造られ、人口のピークを迎える寒冷化が進み、大きなムラが解体する低地の砂丘上に貝塚が造られる(姉崎妙経寺貝塚)土器片錐を使った漁撈が盛んに行われる(市原条里制遺跡)4000年前大規模集落の一部が拠点化する3000年前寒冷化が進み、海面の後退が進む弥生時代57倭の奴国王が後漢に使いを送るAD紀元後107倭国王の帥升らが後漢に使いを送る●台地上に広がるムラが多く造られる●東海・近畿・北陸などとの交流が進む(南中台遺跡239邪馬台国の卑弥呼が魏に使いを送る古墳時代266邪馬台国の壹与が晋に使いを送る事柄(●●:市原市と関わりのある出来事)●白尾火山灰層が堆積する地磁気が正磁極期に逆転する最終氷期寒冷期になる貝の釣り針や装身具が使われる●礫群が多くつくられる(武士遺跡)細石刃の使用が広がる温暖化が進み、海面の上昇が始まる●隆線文土器と有舌尖頭器が使われる(南原遺跡)石鏃の使用が始まる1万年前貝塚が造られ始める●竪穴建物が造られる(荻原野遺跡)南九州鬼界カルデラの巨大噴火が起こる●貝塚を伴うムラが造られる(天神台遺跡)●定住的なムラが造られる(天神台遺跡)竪穴住居が一般化し、中央広場を持つ本格的なムラが現れる海面が低下しはじめ、干潟の形成が進む●養老川流域に馬蹄形貝塚が多く造られる(西広貝塚・祇園原貝塚)富士・箱根火山が大噴火し、生態系に影響が生じるまつりの道具が増加する●低地への進出が活発になる(山新遺跡)●陸獣の利用が増加する(西広貝塚)●イノシシ形土製品を使ったまつりが行われる(能満上小貝塚)貝の利用が減少するムラの数が減少する寒冷化のピークを迎える水田稲作が広まる金属器が普及する銅鐸などの青銅製のまつりの道具が作られる●市内でも水稲稲作が始まる(市原条里制遺跡)●周囲を堀で囲む環濠集落が造られる(草刈遺跡・大厩遺跡ほか)ほか)●前方後円形の墳墓が造られる(神門古墳群)箸墓古墳が造られる●地域を代表する大型前方後円墳が造られる(天神山古墳)大和政権の統一が進み、各地に前方後円墳が造られる近畿地方を中心に巨大な前方後円墳が造られる372百済から七支刀(奈良県石上神宮蔵)が贈られる朝鮮半島から乗馬が伝わる倭の五王が南朝の宋に使いを送る須恵器やカマドの利用が定着する●石枕を副葬した古墳が造られる(姉崎二子塚古墳)●古墳に「王賜」銘鉄剣が副葬される(稲荷台1号墳)西暦(●●:市原市と関わりのある出来事)471「辛亥」銘鉄剣(埼玉県稲荷山古墳出土)が作らればれる有力者が現れる538百済から仏教が伝えられる●百済の影響を受けた金銀装環頭大刀が古墳に副葬される(姉崎山王山古墳)●他地域で作った埴輪が古墳に立てられる(山倉1号墳・小谷1号墳)593聖徳太子が摂政になる603・604冠位十二階・十七条の憲法が制定される607遣隋使を開始630遣唐使を送る●須恵器窯の操業が始まる(大和田遺跡)645乙巳の変で大化の改新が始まる663白村江の戦いで唐・新羅連合軍に敗れる全国的に国府が整備される●市原・今富・二日市場などに古代寺院が造られる(光善寺廃寺跡ほか)701大宝律令が完成する710平城京に都が移る741国分寺建立の詔が出される743大仏建立の詔が出される747国分寺建立督促の詔が出される●このころ、上総国国府が市原郡に置かれる●このころ、上総国分寺・尼寺が造られる752東大寺の大仏開眼供養が行われる794平安京に都が移る810藤原薬子の変826●上総・常陸・上野の3か国の守に親王が任命されることになる9世紀中ごろ●このころ、上総国分寺の主要伽藍が焼失か869貞観地震が起こる875●国府に関連する祭祀が行われる(稲荷台遺跡)894遣唐使が廃止される901菅原道真が大宰府に左遷される940天慶の乱で平将門が死す1003●平維良が反乱を起こす(平維良の乱)1016藤原道長が摂政になる1017●菅原孝標が上総介に任ぜられる1020●「更級日記」を記した菅原孝標女が帰京する1028●前上総介の平忠常が反乱を起こす(平忠常の乱)1053平等院鳳凰堂が建てられる1124平泉の中尊寺金色堂が完成する1156●上総広常・千葉常胤が源義朝に従って戦う(保元の乱)1159●上総広常が源義朝に従って戦う(平治の乱)1180石橋山の戦いで敗れた源頼朝が安房国に逃れる●上総広常が軍を率いて源頼朝に合流する1185壇ノ浦の戦いで平家が滅亡する源頼朝が朝廷から守護・地頭の設置を認められる1186●源頼朝が矢田・池和田の地頭職を矢田尼(上総広常の娘)に安堵する1192源頼朝が征夷大将軍に任じられる1195源頼朝が東大寺を復興する1222日蓮が安房国で生まれる1232御成敗式目が制定される1256●法泉寺聖観音立像(武士)が作られる●この頃、国分寺金剛力士阿形像(国分寺台)が作られる1259~1355●足利氏、上総国守護職に在職する1262・63●橘禅寺薬師三尊像・金剛力士像(皆吉)が作られ1264●長栄寺十一面観音立像(宿)が作られる1274・1281元・高麗軍と戦う(文永・弘安の役)1333鎌倉幕府が滅びる●このころ、常住寺の五輪塔・宝篋印塔が作られる(中高根)1336後醍醐天皇が南朝を開く1338足利尊氏が室町幕府を開く1364●上杉氏が上総国守護となる1372●将門塔(宝篋印塔)が作られる(惣社)1384●足利義満が飯香岡八幡宮に神輿4基を寄進する1392南北朝が統一する●谷田(矢田)の鋳物師国吉が、胎蔵寺(長柄町)境内出土の梵鐘を作る1399足利義満が金閣を建立する事柄12

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