いちはら学
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き念ねん市原市108108★市原市議会を傍ぼう聴ちょうしてみよう。★P36を参照し、戦時中の市原がどんな様子だったか、確認しよう。③選挙④平和祈事業市議会①は市政の基本方針などについて話し合い、決定する場です。議員は市民の中から選ばれた代表者(定数32名、令和5年現在)で構成されています。市長を中心とした行政が提出した予算案や市独自のきまりである条例案について、市議会で話し合い、決まったことが政策として実行されます。2015(平成27)年、公職選挙法の改正により選挙権年ねん齢れいが18歳以上に引き下げられ、若者の積極的な政治参加が期待されています②。投票日に学校や旅行などの予定があって投票に行けない人のために、市役所やアリオ市原、アネッサなどで期日前投票を行っています。1984(昭和59)年、市議会で「非ひ核かく平和都市宣言」を決議しました。市原市では、戦争を知らない世代が増えているなか、平和の大切さなどを伝えていくために、さまざまな平和祈念事業を行っています。若い世代③の平和への意識を高めることを目的に、「平和大使派遣事業」として被ひ爆ばく地広島へ市内中学生を派遣しています④。広島平和記念式典への参列、被爆者の講話の聴ちょう講こうや被爆関連施設の見学などを通じて、戦争の悲ひ惨さんさ、命の尊さや平和の大切さに対する理解を深めます。派遣後は、市主催行事や学校行事などさまざまな場面において派遣の報告をし、平和の大切さを伝えていきます。さらに、市では、広島原げん爆ばく投下日(8月6日)から終戦記念日(8月15日)までを含めた前後の期間、広島平和記念資料館から借用する「ヒロシマ・ナガサキ原爆写真パネル」を展示⑤し、あわせて「平和大使派遣報告書」と「折り鶴づる作成コーナー」の設置をしています。また、中央図書館では平和関連図書を展示⑥しています。

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