いちはら学
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多様な主体との連携の成果地域貢献に取り組む企業104①学校との連携② 企業・団体との連携地域の課題解決に向けて、学生や企業とどのような活動をしているでしょうか。1)啓発動画①がまんしなくていいんだよ~それってふつうじゃないのかも~(小中学生向け)②残さないで 心の“あざ”~私たちは元気に過ごす権利がある~(中高生向け)★紹介した事例以外でどんな連携があるか見てみよう。市内外の小中学校、高等学校、大学①と連携し、主に子育て支援や地域活性化の分野で、学生のアイデアや大学の専門的・学術的な視点を生かした取り組みを進めています。● 虐ぎゃく待たい防止に関する子ども向け啓発動画制作(市原中央高校・姉崎高校)子どもや家庭が抱えるさまざまな問題に対し、子ども自身が問題に気づくきっかけをつくり、早期のSOS発信につなげることができるよう、高校生の視点から啓発動画1)を制作しました(令和4・5年度)。●「市原地域探究」のカリキュラム導入(市原高校)将来にわたり地域で活躍する人材を育成するため、「市原地域探究」のカリキュラムを導入し、市の職員や地元企業を講師として市原市の産業や文化について学習しています(令和元年度~)。● JR姉ケ崎駅公衆トイレ壁へき面めんのデザイン作成(姉崎中学校、姉崎東中学校、有秋中学校)駅公衆トイレの改修工事にあたり、中学生が入口壁面の絵のデザインを担当しました。なお、この工事にはたくさんの地元企業が協賛しました(令和5年6月)。市内外の企業や団体と連携し、それぞれの事業のネットワークや強みを生かしたさまざまな取り組み②を進めています。●ウエルシア・コミュニケーションセンターいちはら(通称ウエルコミ)開設2021(令和3)年10月にオープンしたウエルコミ③は、市原市とウエルシア薬局株式会社の公民連携のまちづくり事業として設立された市民活動拠点であり、誰もが気軽に立ち寄れる、学び、交流、健康増進、市民活動の場として多くの市民に利用されています。ウエルコミをハブとして、ここで生まれたつながりがまちづくりの一助となり、新たなまちの価値をつくっていくことを推進しています。(3)多様な主体との連携市原市は、小中学校、高等学校、大学および企業等の多様な主体と連携しています。お互いに協力することにより、市だけでは解決が難しい地域課題に対しても、それぞれの得意分野を生かした取り組みを進めることができます。また、企業同士・学校と企業が協力するなど、連携の輪が広がっています。?

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