市長定例記者会見(平成30年5月30日)
更新日:2018年6月15日
市原市地域おこし協力隊の指名について
市原市長インスタグラムの開設について
女子ソフトボールニュージーランド代表チーム(ホワイトソックス)の事前キャンプについて
市原市指定文化財の指定について
その他 地方版図柄入りナンバープレートの図柄選定に係る取組について
質疑応答
市原市地域おこし協力隊の指名について
Q.高橋さんの事業としての成果はどのようなものがありますか。
A.高橋さんは、今年度菜種油の予約販売を行っていますが、用意した100本は完売しています。また、地域でさまざまな活動を行われていますので、現時点においても一定の成果を出されています。
Q.新たに指名した梅田さんは、どのような分野で活動される予定でしょうか。
A.海外勤務経験があるため、得意の語学力を活かしてインバウンドを見込んだ活動に期待しています。また、食に関心があるようですので、そちらも活かしていただきたいです。
Q.今後も、地域おこし協力隊の人数を増やすのでしょうか。
A.良い人材がいれば、引き続き増やしていきたいです。
Q.今回、新たに応募があったのは何人でしたか。
A.応募は、2人でした。
Q.報酬はありますか。
A.月額166,000円です(15日勤務した場合)。15日に満たない場合は、日額11,000円です。家賃は、上限5万円で補助があります。
Q.高橋さんが住んでいる古民家は、購入されたのですか。
A.賃貸です。
Q.市として、インバウンドにどのように取り組まれる予定ですか。
A.総合計画においても、10年後に、観光入込客数を350万人から500万人にすることを目指しています。
また、「世界に一番近いSATOYAMA」として、コマーシャルしています。
今年から3年間連続して行われるスポーツの世界大会では、スポーツを観覧する人にも、本市での滞在時間を増やし、いちはらの魅力を感じていただきたいと思っています。本市は、成田と羽田の中間に位置し、都心から1時間圏内でありながら、これだけの里山があることを強みにしていきたい。
インバウンドだけでなく、国内からも多くの人に来ていただけるように環境整備をしていきたいと思っています。
Q.梅田さんは、市原市にどのような関わりがあるのでしょか。
A.市原市出身で、市内中学校を卒業しています。現在は、都内在住です。
Q.梅田さんは、現在どのような会社にお勤めですか。
A.大手の商社で海外渉外を担当されているとのことです。
市原市長インスタグラムの開設について
Q.今回、なぜインスタグラムを始められたのでしょうか。
A.本市の明確な課題として、人口減少が挙げられます。その中でも、特に若い女性が市外に流出しています。
若い世代に、市の施策や魅力を伝えきれていないのではという思いから若い女性に人気のあるインスタグラムに挑戦してみようということになりました。
Q.どのような情報を出される予定でしょうか。
A.私は、公務でさまざまなイベント等に出席しています。いわば、市原市の一番旬な場所に行っていることになります。
プライベートは出さないようにしますが、ほかにも、市原市のラーメンなどを紹介し、興味を持っていただいて出向いていただければと思っています。
Q.インスタグラムだと炎上等もしにくいというのも、インスタグラムを選択した理由でしょうか。
A.そうです。インスタグラムでは、情報提供のみを行い、回答を求めるようなコメントは別の仕組みを使っていただこうと思っています。
Q.フォロワー数の目標はありますか。
A.県内では、銚子市がインスタグラムを開設しており、5,300人のフォロワーがいるようです。
銚子市との人口比を考えると、難しいかも知れませんが、目標は大きく持ち、2万人を目指したいと思っています。
Q.市長としてのインスタグラムは、県内初なのでしょうか。
A.はい、こちらで調べた限りではそうです。
Q.写真は、市長が直接撮影されるのでしょうか。
A.随行の職員が撮影することもあります。現在、秘書課の女性職員に教わりながら写真撮影等を練習しています。
Q.撮影するのは、公務中でしょうか。
A.はい、そうです。
Q.撮影したい場所等はありますか。
A.やはり市内で絵になるのは、小湊鉄道を中心とした風景だと思います。
Q.どういった機材を活用する予定でしょうか。
A.タブレット端末やスマートフォンを活用します。
Q.最初に投稿するのは、どのような内容でしょうか。
A.最初が肝心なので、現在、選定中です。
Q.市原市としては、インスタグラムの開設は初めてですか。
A.はい、そうです。
Q.転出者のうち、若者の割合はどうなっていますか。
A.転出超過数は、611人(転出者-転入者)で、男性25歳~34歳が273人、女性20歳~34歳が332人であり、転出超過の多くが若い世代になります。
Q.今回の取り組みのきっかけは、市長の強い思いがあったということでよろしいですか。
A.そうです。成功するかはわからないですが、まずやってみようと考えています。
Q.全国的には、首長の公的なインスタグラムの取り組み事例はありますか。
A.こちらで調べた限りでは、他に2市あるようです。
女子ソフトボールニュージーランド代表チーム(ホワイトソックス)の 事前キャンプについて
Q.キャンプ期間中は、チームに対し、どのようなフォローをする予定でしょうか。
A.本大会直前であり、選手のコンディションを維持するため、練習後のプールの使用等を検討しています。
Q.宿泊は、どこになりますか。
A.市内ホテルです。
Q.交流行事は、これから内容を検討するのですか。
A.チーム側からは、昨年同様、子どもたちとの交流等をやっていただけるとの話はいただいていますが、選手に無理をさせない範囲でお願いしたいと思っており、現在調整中です。
Q.オリンピックを視野に入れての今回の大会ですが、市として、オリンピックでの対応に向け、確認しておきたいこと等はありますか。
A.昨年の事前キャンプの際にも、チームの要望等はお伺いしています。
昨年、トレーニングジムやプールは、用意していませんでしたが、今回対応することになります。
Q.市議会でポロシャツを着用するのは、全職員でしょうか。
A.はい、そうです。できれば、議会開会日に、取材していただければと思います。
Q.ポロシャツを着用してPRを行うのは、今年が初めてですか。
A.昨年も製作しており、昨年からクールビズ期間中に取り組んでいます。
Q.壮行会は、どこで行われますか。
A.宿泊ホテルを予定しており、正式に決まりましたら記者クラブにお知らせします。
Q.トレーニングと練習については、一般の方も無料で見学できますか。
A.はいそうです。
Q.今回大会のボランティアは順調に集まっているのでしょうか。
A.一時期は、ボランティアが足りないという話もありましたが、ここにきて増えているようなので大丈夫だと思います。
市原市指定文化財の指定について
Q.これまでも、この古墳群から出土した遺物で文化財になっているものはありますか。
A.姉崎二子塚古墳から出土した石枕は、国の重要文化財となっていますが、國學院大学が所持しています。
Q.昭和38年に発掘されていながら、なぜ今指定ということになったのでしょうか。
A.発掘調査後、長らく千葉県立上総博物館に保管されていましたが、その後、木更津市郷土博物館金の鈴で保管していました。
平成26年度に市原市に移管されることになり、市の所管となったことで今回の指定に至りました。
Q.姉崎古墳群というのは、どのような古墳群でしょうか。
A.姉崎古墳群は、今富から姉崎に広がる大小100基以上の古墳で構成されています。このうち県指定2基(姉崎天神山・二子塚)、市指定2基(鶴窪・六孫王原)の古墳を含む8基の中・大型古墳(全長45~130m)が現存しています。
Q.姉崎山王山古墳は、現存する大型古墳の一つですか。
A.姉崎山王山古墳は、造成工事により消滅しています。
Q.被葬者は、どういう方ですか。
A.当時、この辺りを治めていた有力者だと考えられています。言わば、地方豪族であると考えられます。誰かということまでは、わかっていません。
Q.大和政権との関わりはどうだったのでしょうか。
A.おそらくですが、当時の大和は、全体を統治しており、この辺りを勢力下に置くにあたって、地域で頭になるような密接な関係にある豪族であったと考えられます。
Q.太刀の大きさと重さはどのくらいですか。
A.全長93.5センチメートルで、重量は、わかりません。
Q.発掘調査自体は、継続していないのでしょうか。
A.継続していません。そもそもが、造成工事でたまたま発掘され、工事をストップして調査を行った経緯があり、調査後は工事が続行されました。
Q.何世紀頃の遺跡でしょうか。
A.6世紀中頃なので、550年前後です。
Q.平成26年度に、市原市に戻ってきた経緯を教えてください。
A.市内で発掘された遺物であることから、以前から本市に戻したいという思いがありました。県立博物館が、木更津市に移管するタイミングが良かったのですがうまくまとまらず、県から木更津市を経て戻ってくることになりました。
Q.埋蔵文化財調査センターに現物の写真を撮りにいきたいのですが。手続き等は必要ですか。
A.新聞等に写真を載せる場合は、掲載許可が必要になります。現在は、ある施設に貸し出しをしており、実際に展示しているのはレプリカになります。
Q.金銀装単龍環頭大刀の単龍というのはどういう意味でしょうか。
A.太刀の握り部分に、1匹の龍が表されていることから単龍と言っています。また、握り部分に、銀線が巻かれており、帯状に金の飾りがあります。
Q.4点の中で、一番価値があるのは刀ですか。
A.保存状態が良く、全体が残っていますので、そうなります。
Q.当時、太刀を所持していたことは、有力者であった証拠とみていいのでしょうか。
A.円形の飾りがある環頭太刀は、一説には、大和政権が重要と思われる地域を束ねるために、各地の有力層に与えたものであったようです。
Q.全国で、同様の環頭太刀は多く出土されているのでしょうか。
A.何点かはわかりませんが、あまり出土例は多くないと思います。
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