姉崎神社周辺憩の森
更新日:2014年2月21日
姉崎神社の鎮守の杜です。
姉崎神社は上総五社の1つで、縁結びの神様として地域の信仰を集めており、日本武尊の東征に際して、暴風雨を鎮めるため海中に身を投じた弟橘姫を偲び、風の神である志那斗弁命を祀ったのがはじまりと伝えられます。
境内にはマツが一本も植えられていませんが、これは祭神志那斗弁命が、夫である島穴神社(市原市島野)の祭神志那都彦命に大変待たされ「待つ身はつらい」と言ったことから、音の通じるマツを避けたためといわれます。そのため氏子の家庭では正月に門松を立てず、竹と榊を用いた飾りを立てる風習があります。
周辺には、マツの代わりにスギの老木やクスノキ・スダジイなどの豊かな森が広がり、憩の森として親しまれています。
基本情報
所在地
市原市姉崎
交通アクセス
JR「姉ヶ崎駅」東口より徒歩15分
駐車場あり
