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縄文の貝アクセサリーづくり体験講座(平成28年度)

更新日:2017年4月11日

 夏休み子ども体験講座の第一弾、「縄文の貝アクセサリーづくり体験講座」を7月30日(土曜日) に行いました。
 この企画も今年で15回目を迎え、夏休み恒例の人気イベントとして定着しています。35名の定員に対し、応募者は128名にもなり、抽選で51組のうち14組の小学生親子が参加しました。小学生20名と保護者15名の組み合わせです。

縄文時代の貝アクセサリー
縄文時代の貝アクセサリー

 このイベントの発端となったのは、西広貝塚から見つかった多数の貝アクセサリー。ベンケイガイやタカラガイなどをブレスレットやペンダントなどに加工したものが2,000点以上も見つかり、その材料の貝の多くが南房総の海からわざわざ運ばれていることがわかったのです。
 縄文時代の人たちが、これらの貝をどうやって手に入れ、どんな道具でどのようにアクセサリーに加工したのか。そしてどんな気持ちで身に着けていたのか。一日がかりで鴨川の海に出かけ、縄文体験してみましょう。

貝アクセサリーの見本
貝アクセサリーの見本

 鴨川の海岸までは、バスで約2時間。車中では、貝塚の写真や図、現地海岸の写真などを見ながらイベントの主旨を理解してもらいました。初めて見る貝塚出土の実物資料、しかも手に取って見られるとあって、参加した親子は興味を深めた様子でした。
 貝塚の貝は長い時間経過で、その色や文様、つやなどが失われています。しかし 現在の貝はとても美しい姿です。縄文人が目にしていたイメージを伝えるために、これらで作った復元品を見てもらいました。百聞は一見にしかず、イベント主旨はすっかり伝わったようでした。

鴨川市浜荻海岸
鴨川市浜荻海岸

 当日は快晴。鴨川市の浜荻海岸は夏らしい青い海、青い空でした。
 海岸といっても気温は30度を超えています。熱中症も心配なので、バスに先行して出かけたスタッフが、仮設の休憩所を用意します。

仮設休憩所
仮設休憩所

 今年は風があったおかげで、暑さが少し和らぎ助かりました。

貝殻の採集
貝殻の採集

 海岸に到着するやいなや、思い思いに散らばる参加者たち。もう頭の中はベンケイガイやタカラガイのイメージでいっぱいに。

貝殻の採集
貝殻の採集

 事前の下見では打ち上げられた貝が少なく、参加者が充分に拾えないのでは、と心配していました。でも、ふたを開けてみると皆さん、無事に確保できていました。
 狙うのは、ベンケイガイ、アマオブネ、タカラガイの3種類ですが、大人も子供も採集魂に火が付くようで、獲物は人それぞれ、個性的なコレクションになりました。

鴨川市文化財センター
鴨川市文化財センター

 午後の部は、鴨川市文化財センター学習室が会場です。火照った体を冷ましながら、昼食タイム。

作り方の説明
作り方の説明

 午後の部の開始。これから作る縄文の貝アクセサリーの種類と作り方を説明します。

貝輪づくりの実演
貝輪づくりの実演

 この講座の卒業生、ボランティアスタッフ(大学1年生)による貝輪づくりのデモンストレーション。石と鹿角(ろっかく)のハンマーを使った先輩の見事な手さばきに注目する小学生たち。

ベンケイガイの貝輪づくり
ベンケイガイの貝輪づくり

貝輪づくりの様子
貝輪づくりの様子

 スタッフが見守る中、家族・グループ単位で作業します。まずは貝輪づくり。親子で一緒に同じものを作る体験は貴重ですね。

アマオブネのブレスレット
アマオブネのブレスレット

タカラガイに穴をあける
タカラガイに穴をあける

タカラガイペンダントの完成
タカラガイペンダントの完成

 タカラガイやアマオブネなどの貝ビーズは、砥石(といし)で貝の一部をこすり、穴をあければ完成です。でもアマオブネガイは小さくて、ブレスレットにするにはいくつも作らなければならないのでちょっと大変。根気よく作業します。

集合写真
集合写真

 貝輪、ペンダント、ビーズブレスレット。海辺で拾った貝殻から自分で作り上げたアクセサリーを身に着け、大満足の様子。ちょっぴり縄文気分を味わえたかな?

お問い合わせ先

埋蔵文化財調査センター
郵便番号290-0011市原市能満1489
電話:0436-41-9000 ファクス:0436-42-0133

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