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平成29年度 縄文の貝アクセサリーづくり体験講座

更新日:2017年10月31日

 夏休み子ども体験講座の第一弾、「縄文(じょうもん)の貝アクセサリーづくり体験講座」を7月29日(土曜日) に行いました。
 この企画も今年で16回目を迎え、夏休み恒例の人気イベントとして定着しています。35名の定員に対し、応募者は88名となり、抽選で36組のうち17組の小学生親子が参加しました。小学生18名と保護者17名の組み合わせです。

縄文時代の貝アクセサリー
縄文時代の貝アクセサリー

 このイベントの発端となったのは、西広貝塚(さいひろかいづか)から見つかった多数の貝アクセサリー。ベンケイガイやタカラガイなどをブレスレットやペンダントなどに加工したものが2000点以上も見つかり、その材料の貝の多くが南房総の海からわざわざ運ばれていることがわかったのです。
 縄文時代の人たちが、これらの貝をどうやって手に入れ、どんな道具でどのようにアクセサリーに加工したのか。そしてどんな気持ちで身に着けていたのか。一日がかりで鴨川の海に出かけ、縄文体験してみましょう。

貝アクセサリーの見本
貝アクセサリーの見本

 鴨川の海岸までは、バスで約2時間。車中では、貝塚の写真や図、現地海岸の写真などを見ながらイベントの主旨を理解してもらいました。初めて見る貝塚出土の実物資料、しかも手に取って見られるとあって、参加した親子は興味を深めた様子でした。
 貝塚の貝は長い時間経過で、その色や文様、つやなどが失われています。しかし 現在の貝はとても美しい姿です。縄文人が目にしていたイメージを伝えるために、これらで作った復元品を見てもらいました。百聞は一見にしかず、イベントの主旨はすっかり伝わったようでした。

鴨川市浜荻海岸
鴨川市浜荻海岸

 ところが、当日は台風接近により、海は大いに荒れていました。悪い予想が的中してしまいました……

波が砂浜まで打ちあがっています
当日の海岸の様子

 波が砂浜まで打ちあがってしまっています。
 やむなく海岸に降りることを断念し、荒天時(こうてんじ)のコースとして予定していた千葉県立中央博物館の分館(海の博物館)の見学となりました。

海の博物館の外観
海の博物館

海の博物館入館時の様子
海の博物館見学の様子

 ご参加いただいた方々には浜に降りられず、残念な結果となってしまいましたが、貝の現生標本など、海の博物館の展示を楽しんで見学しているようでした。

鴨川市文化財センター
鴨川市文化財センター

 海の博物館を見学後は、例年のスケジュール通り、お借りした鴨川市文化財センター学習室に場所を移し、貝アクセサリーづくりを体験します。
 これから作る縄文の貝アクセサリーの種類と、作り方の説明を受けます。

貝輪づくりの実演
貝輪づくりの実演

 この講座の卒業生である、ボランティアスタッフ(大学2年生)による貝輪づくりの実演です。石を使ってベンケイガイのてっぺんに穴を開けます。真剣に見入る子どもたち。

親子で、ベンケイガイの貝輪づくり
親子で、ベンケイガイの貝輪づくり

貝輪づくりの様子
貝輪づくりの様子

親子で仲良く、貝輪づくり
親子で仲良く、貝輪づくり

アマオブネのブレスレット
アマオブネのブレスレット

 貝(アマオブネ)のブレスレットづくりにも挑戦です。

集合写真
完成品を手に記念撮影です

 今回は、台風の影響で、海岸に降りられないアクシデントはありましたが、みなさん自分の力で作り上げた貝輪、ペンダント、ビーズブレスレットを身に着け、大満足の様子でした。来年は浜に降りられますように……

お問い合わせ先

埋蔵文化財調査センター
郵便番号290-0011市原市能満1489
電話:0436-41-9000 ファクス:0436-42-0133

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