下水道使用料算定におけるシステムエラーについて
更新日:2017年12月14日
経緯
平成30年1月から下水道使用料と千葉県水道料金との一括徴収を開始するにあたり、一括徴収開始後に使用する「新料金システム」の料金計算プログラムの最終確認を実施している過程で、現行の下水道使用料算定システムにおいて、料金計算エラーが発生していることが判明しました。
原因
平成15年度から使用している現行システムを構築した際、特殊な条件下における料金の計算方法が、正規の計算と合わないプログラムとなっていたことによります。
システムエラーが発生している事例
下水道使用料は、2カ月ごとに行う上水道メーターの検針結果を基に算定していますが、マンションの入退去時等、定期の検針によらない特殊な場合において、算定に過大・過少のエラーが生じています。
システムエラーによる影響(平成15年度からの累積)
エラー内容 | 請求数(調定数) | 発生割合 | 差額 | 直近5年間分の請求数(調定数) | 直近5年間分の差額 |
---|---|---|---|---|---|
過大請求 | 約5,300件 | 約0.1% | 約700万円 | 約2,000件 | 約200万円 |
過少請求 | 約11,000件 | 約0.2% | 約1,000万円 | 約4,500件 | 約400万円 |
発生割合は、平成15年度からの累計総請求件数(約546万7千件)に対するエラーの発生割合になります。
今後の対応
市民の皆様に多大な御迷惑をお掛けしたことを深くお詫び申し上げます。
今後、件数及び個々の金額等の精査を行い、早急に、対象となる皆様への返還・追加徴収について手続きを進めてまいります。
また、同様の誤りが起こらないよう、チェック体制を再構築するとともに、十分な確認作業を行ってまいります。
