全国瞬時警報システム(J-ALERT)
更新日:2016年1月29日
全国瞬時警報システム(J-ALERT(ジェイアラート))とは何か。
全国瞬時警報システム(J-ALERT)とは、国の発する緊急情報が、人工衛星を経由して市町村の防災行政無線で自動的に放送されることで、瞬時に情報が伝達されるシステムです。
弾道ミサイルによる武力攻撃事態の発生や緊急地震速報の発表など、もしもの時には市民の皆さん一人ひとりの迅速な対応が求められます。
いち早くその緊急情報を知り、自分の身の安全を確保することで、被害を大きく軽減することができるものと期待されています。
どんな情報が放送されるのか。
全国瞬時警報システム(J-ALERT)では、以下の情報が配信されます。
- 津波警報
- 緊急火山情報
- 東海地震の予知などに関する情報
- 緊急地震速報(市原市での予測震度が5弱以上である場合)
- 弾道ミサイル、航空攻撃、ゲリラ・特殊部隊攻撃、大規模テロに関する情報
放送を聞いた時は、どうしたらいいのか。
被害を軽減するために、以下のような行動を心がけてください。
大津波警報・津波警報
市原市の臨海部は、気象庁の予報区では「東京湾内湾」に属しており、ほとんど津波の危険性はありません。しかし、もしも警報が発表された場合には、解除されるまで、絶対に海に近づいてはいけません。できるだけ海岸から遠い所、高い所へ避難しましょう。
緊急火山情報、東海地震の予知などに関する情報
直ちに何かをしなければならないものではありません。テレビ・ラジオ・防災行政無線などによる次の情報の発表に注意してください。
緊急地震速報
市原市では、予測される震度が5弱以上である場合に放送されます。
震源が近い地震では、緊急地震速報の放送より先に、地震の揺れがきてしまうということが考えられます。
緊急地震速報が放送される場合には、わずかな猶予時間しかありませんので、「地震」という言葉が聞こえたら、まずは自分の身の安全を確保してください。
「[報知音の後に]大地震(おおじしん)です。大地震です。」
家庭では
- 頭を保護し丈夫な机に下などに隠れる。
- あわてて外へ飛び出さない。
- 近くにいる場合は火を消す。無理して火を消そうとしない。
屋外では
- ブロック塀の倒壊等に注意
- 看板や割れたガラスの落下に注意
自動車運転中
- あわててスピードをおとさない。
- ハザードランプを点灯し、まわりの車に注意を促す。
- 急ブレーキはかけず、緩やかに減速する。
- 大きな揺れを感じたら、道路の左側に停止。
鉄道・バスでは
つり革、手すりにしっかりつかまる。
エレベーターでは
最寄りの階で停止させすぐに降りる。
人が大勢いる施設では
- 係員の指示に従う。
- あわてて出口に走り出さない。
- 商品が落ちてくるかもしれないので、棚から離れる。
山やがけ付近では
落石やがけ崩れに注意。
突然の揺れの場合にも、上記と同じ行動が必要です。
弾道ミサイル、航空攻撃、ゲリラ・特殊部隊攻撃、大規模テロに関する情報
まずは屋内に避難し、テレビ・ラジオ・防災行政無線などによる次の情報の発表に注意してください。
