平成30年中の市原市の火災概要
更新日:2019年3月26日
火災の発生状況
1.火災件数は前年に比べて38件の減少
火災の件数は105件であり、前年と比べると38件減少しています。
種別 | 件数 | 前年件数 | |
---|---|---|---|
1 | 建物火災 | 38件 | 61件 |
2 | 林野火災 | 5件 | 6件 |
3 | 車両火災 | 12件 | 12件 |
4 | 船舶火災 | 0件 | 2件 |
5 | 航空機火災 | 0件 | 0件 |
6 | その他の火災 | 50件 | 62件 |
合計 | 105件 | 143件 |
2.出火原因の第1位は「放火の疑い」
出火原因は、「放火の疑い」が14件で第1位となっています。
次いで、「こんろ」、「配線器具」、「火入れ」がそれぞれ7件となっています。
「放火の疑い」が、前年の36件から22件減少したことで、火災の総件数が減少した要因の1つと考えられます。
こんろ・・・電気こんろ、ガスこんろなど
配線器具・・プラグ、テーブルタップなど
火入れ・・・枯れ草の焼却など
3.火災による死者は1人
火災による死者は1人で、前年の2人より1人減少となっています。
その1人は建物(住宅)火災によるもので、住宅用火災警報器が未設置でした。
火災による負傷者は、3人で、前年の6人より3人減少となっています。
4.焼損棟数、建物焼損面積及び損害額が前年に比べて減少
焼損棟数は47棟で、前年に比べて39棟減少しています。
建物焼損面積は、917.70平方メートルで、前年に比べて2454.15平方メートル減少しています。
損害額は、2億5452万2千円で、前年に比べて3億2672万6千円減少しています。
火災を発生させないために
放火を防ぎましょう!
本市の火災の出火原因の第1位は「放火の疑い」となっています。
放火による火災を防止するためには、家の周りに燃えやすいものを置かないなど放火されない環境を作ることが大切です。
下記リンク先を参照して、放火を防ぐ対策を実施しましょう。
住宅用火災警報器を設置しましょう!
住宅用火災警報器の作動により、火災に至らなかった事例や火災による被害を最小限に軽減できた事例が報告されています。
住宅用火災警報器を設置されていないご自宅は、早急に設置くださるようお願いします。
また、既に設置されていても、住宅用火災警報器は古くなると電子部品の寿命や電池切れなどで、火災を感知しなくなることがあるため、とても危険ですので、10年を目安に交換をしましょう。
詳しくは、下記リンク先を参照してください。
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