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平成27年度がん予防講演会を開催しました

更新日:2016年7月26日

がん経験者による体験談などを通じて、がん予防のために、がん検診を受けることの大切さを認識していただくために、講演会を実施しています。

平成27年度がん予防講演会を開催しました(平成28年3月13日)

演題:「生きてるだけで価値がある」
講師:松田陽子さん(シンガーソングライター・国連UNHCR協会広報委員ほか)
会場:市原市市民会館 小ホール

講演会レポート

○健口体操と歌でオープニング
講演本編に先立ち、ボランティアグループ「いちはら歯っぴい8020応援隊」による「健口体操」を、楽曲を提供していただいたシンガーソングライターのRUU(るぅ)さんの生歌をバックに披露してくださいました。
この日の舞台には8020応援隊は代表で18人が登壇。普段は相模原市を中心に活動されているRUUさんと、念願のコラボとなりました。
RUUさんには進行のお手伝いの他に、この後ミニライブとして歌を歌っていただきました。

○講演
松田陽子さんによる講演は、歌から始まり、がん体験のみならず、ご自身の幼少期から学生時代の体験等を通して、「命の大切さ」「励ますことの大切さ」などを交えて、がん検診の重要性を訴えられていました。
・欧米との検診事情の違いを肌で感じる
「高校生から大学生にかけて海外に留学や生活させていただく機会がありました。日本では2~3割、欧米では7~8割と言われる子宮頸がん検診の受診率の違いについて考えてみると、欧米では生理が始まると親子でかかりつけ医に行ったり、体のことについても恥ずかしがらずに親子のコミュニケーションをとっている環境の違いが基盤にあるのかなと感じています。」
・子宮頚がんが見つかってから手術まで
出産後1年ほど経過し、市からもらった受診券で何気なく病院に行って検診を受けたところから怒涛の急展開となります。見つかった子宮頸がんはステージが1b期。生きる確率は半々と言われ、真っ暗闇に突き落とされた心境のまま、3週間後に子宮の全摘出手術を受けることとなりました。
「全身麻酔で4時間半の手術の後、目が覚めると全身に管が入り、ベッドで痛いと思っても口に出せない状況、この苦しみは今がどん底で、これからどんどん健康になって幸せになるんだ、そう思っていたのですが、それが大きな間違いでした。」
・退院後に待ち受けていたもの
医師や看護師が寄り添っていてくれた入院中と違い、退院後は自分で家事や育児など生活をしなければなりません。貧血で子どもを背負ったまま路上に倒れたこともあり、また、2週間に1度の精密検査を受けながらの生活は、体力的な面だけでなく、精神的な負担も大きくなっていきました。
「「今度再発したら命がないだろうな・・・この子の幼稚園の制服姿や赤いランドセル姿が見れるかな・・・そこまで生きたい。私さえ頑張ったら何とかなる。」そう思えば思うほど、体と心のバランスが崩れて行き、旦那さんともすれ違い、上手く行かなくなっていきました。」
「私だけがしんどいと思っていました。「何で私の気持ちを分かってくれないの!」旦那さんにあたりました。でも、がんはがん患者本人だけじゃなく、周りの人も本当に苦しむんです。周りの人が、本人に代わってあげたいと思うくらい苦しいことを、私は知らなかったんです。」
・手術後2年、シングルマザーに。そして心も・・
そしてすれ違い、離婚してしまいました。「そして、どんどん寝たきりになって精神安定剤等も服用するようになり、絶対に子どもには手を上げないと思っていた私が子どもにも当たるようになりました。生きてるのがつらくなりました。こんなかわいい娘に手を上げてしまう母親なんて消えていなくなればいいのに、そう思ってしまった時もありました。」
その後、仕事を探しに東京で生活を始めますが、ほどなく病院でうつと診断されました。
・周りの人の励ましで生きる力を取り戻す
「寝たきりになって、生きているのもやっと、という状態のところに、幼なじみが、バスで大阪から東京に出て来て、一生懸命激励してくれました。「陽ちゃんは、がんに負けて、うつ病に負けて、貧乏に、離婚に、無職に負けて・・・苦しむために生まれて来たんじゃないからね!必ず陽ちゃんにしかない使命があるからね!絶対乗り越えられるからね!」。そう言うんだったら、もう1週間生きてみよう、もう1ヶ月生きてみようって、生きる力をもらいました。」
・他者のために灯をともす人生に
親友の激励で生きる力を取り戻し、再び少しずつ歯車が回り始めたある時、何気なく見た映画が、その後の人生の方向を決めました。
「難民問題を扱った映画を見て、学生時代に内戦下のスリランカに旅行した時の体験がフラッシュバックしてきました。・・・物乞いをするために手足を失った子どもたち、何キロも地雷の埋まっている中を歩いて汚い川や池に水を汲みに行く子どもたち・・・離婚もして仕事もなく何もない不幸だと思っていた私、でも蛇口をひねれば水が出る、家だって食べ物だって。生きてるだけでありがたいことじゃないか・・・・学生時代に「世界の平和のために何かしたい」と思っていた夢を実現せずに命を終わらせてたまるか、という気になりました。」
「人のために生きるという「使命」のために、「宿命」ともいうべきいろいろな体験をさせてもらったんだなと思います。そして、ここまで遠回りしてきましたが、そのおかげでたくさんの方に支えられて、ありとあらゆる夢を叶えることができました。自他ともに幸せに生きることができる人生を、これからも歩んでいきたいと思います。」
※以下のリンクは、講演の冒頭、使用した映像です。参考としてご覧ください(蛯原やすゆき監督 3分物語「想いをカタチに」)

http://3minute.life/archives/114

○トークセッション
講演のあとは、松田陽子さんとRUUさんのトークセッションに移り、それぞれのがん体験や、「生きること」などについて話が広がりました。
松田さんからは
「人って、人との関わりの中で生きているのですから、私にとって「生きる」って、人を励まし続けることなんです。人を励まし続けることによって、自分もパワーをたくさんもらって、自分の周りがパァーッと希望の光に満ち溢れている人生になっていると思っています。」
「どんな状況でも、最後の1日まで希望を持って生きられたら、「よっしゃ!」と言える人生ではないでしょうか。」と。
「人って、自分だけは絶対にがんにならない、飛行機が落ちても自分だけは死なないって思っていますよね」と爆笑を誘う場面もありました。
また、もともと体育会系の2人、がんの手術を経験して
「「臓器を取ると、こんなにも体が変わっちゃって思うとおりにならないんだ」って、葛藤することがいっぱいありました。」とも。
その後、会場から質問を募り、最後に手拍子で盛り上がる中、松田さんが英語で「Let it go!」を歌い、終了となりました。
最後に松田さんから「子宮頚がんは、1度でも性経験のある女性のほとんどが感染するウイルス(HPV)が原因ですので、男性にも関係があるんです。ぜひとも、大切な人や家族や親子で検診について話をしていただき、そして自分だけでなく周りの人にもがん検診を勧めてください。」とメッセージをいただきました。
松田さんは、今年9月に、国際的なNGO機関の招きで、中国で子宮がん検診の受診の講演会を行うとのことです。

~来場者アンケートから~

・苦しいことが続くと「自分だけなぜ?」と思い、夜眠れなくなることがたびたびあります。周りに幸せにしてもらうことばかり考えていた自分に気づかされました。周りを幸せにする生き方に変えることが大切なんだと考え直す機会になりました。(60代~女性)
・松田さんの生き方ステキです。そばにいるだけで励まされる思いです。近くにガンで病に戦っている人がいます。必ず松田さんの生き方を伝えていきます。(50代女性)
・私も乳がんでしたので、他人ごとではなく心から泣けて・・頑張りたいと思いました(60代~女性)
・RUUさんのライブに元気がもらえました。松田さんのパワフルな話に生きる力が湧いてきました。自分の生きる力を信じる、常に感謝の気持ちを持つ、小さな声の1つで救える命がある。おせっかい、私もしようと思った(60代~女性)
・様々な出来事があったとしても、乗り越えればいつか夢がかなったり、良いことがあるということが分かりました。また「母は太陽のように」という言葉か印象に残りました。いつか自分が母親になったとき、この言葉を思い出したいと思いました(20代女性)
・がん予防の講演というより、人権に関する講演とも言えるような内容でした。すごくよかったです。RUUさんと松田さん、2人のがん体験者の話、対話もよかった。内容の濃い講演会でした(50代女性)
・無限の可能性を秘めた生命の力を教えていただく内容に感動致しました。飾らないお人柄も輝いていました。がん予防だけでなく、児童虐待に関する講演も深い内容で、ぜひ多くの方に聞いていただきたいと思いました。私も縁する方々に励ましを送る人生を歩んでいきたいと思いました。歌も素晴らしかったです!(40代女性)
・熱いトークに感動しました。がん検診に行きたくなりました(40代男性)
・がん予防のための検診の必要性だけでなく、生きていく意味、自分が生きる価値を改めて感じることが出来ました。自分の周りの一人ひとりを励まし、前向きに生きていきたいと強く思いました。20代30代の若い世代の方にも聞いてほしい講演でした(50代女性)
・乳がんの手術当時を思い出して涙々でした。患者会でいろいろな活動をしてきましたが、お二人のことは知りませんでしたが、とても良い、感動的な講演会でした(歌も)。会の仲間にも、今日の感動を伝えたいと思いました。今日参加してとてもよかったです(60代~女性)
・検診に行き、皆のためにも自分の身体を大切にします。8020の体操よかったです。広めていきたいですね(50代女性)

お問い合わせ先

保健福祉部 保健センター
市原市更級5丁目1番地27
電話:0436-23-1187 ファクス:0436-23-1295

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