彼岸花ロードを作った横尾信義さん
更新日:2020年10月14日
左から横尾さん、石黒さん
アネッサの後ろにある椎津川の堤防一面には、澄んだ秋空に赤々と眩しく燃える彼岸花の絨毯が広がっています。ふと見て1千本は超えるかと。中には黄色い彼岸花も列を作り、気持ちを豊かにしてくれます。
この彼岸花ロードを作ったのが、横尾信義さんです。
1人で、コツコツと、10数年1人で、コツコツと、10数年
「昔は、階段が見えないぐらい草で埋まっていました。鎌で草刈りを始め、その後草刈り機を買い、それからコツコツと草刈りをしています。何もないのはもったいないなと思い、田んぼに咲いていた彼岸花を取って植えたのが10数年前のことです。きれいに咲いてくれたので、少しずつ増やしたらこうなりました」と感慨深く話す横尾さん。一番大変だったことを伺うと、「やはり草刈りですが、自分の家の庭だと思えば幸せです」と愛着いっぱいの笑顔で答えてくれました。
情報を提供してくれた、ふるさと市原をつなぐ連絡会会長の石黒さんも驚いていました。
彼岸花と芋煮会
毎年彼岸花の咲くころに、ここで椎津駒ケ崎町会の老人会で芋煮会を開催し絆を深めていましたが、今年はコロナの影響で中止とのこと。また、芋煮会が楽しめることを願って、彼岸花が散ったら土手の下まで草刈りを始めるそうです。
ふるさとを愛し、みんなと楽しむのが好きで人情味あふれる横尾さん。近くではイチジクを育て、周りの人にも配っているそうです。
地域のいやしの場
ここは散歩を楽しむ方も多く、帰りには風景を楽しみながら犬の散歩をしている方も見かけました。牛の歩みでも、欲張らず、あきらめず、真心で頑張っていけば、必ずその先に幸せの花が咲くということを、しみじみと学びました。
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