フィールドミュージアムと体験館のあり方検討会
更新日:2019年7月13日
2021年度に開館を予定している「いちはら歴史のミュージアム」
6月26日に、展示内容であるフィールドミュージアムと体験館について、関係団体を交えて、今後の進め方を検討する会議の第1回が開催されました。
関係団体の1つである「ふるさと市原をつなぐ連絡会」の石黒会長は「検討会を通じて、積極的にオール市原のネットワークをつなぎたい」と話し、ある参加者は「自分の住んでいるところをもっと知り、ミュージアムコースに取り組んでいけたら」と話すなど、それぞれがいちはら愛の思いを語りました。
フィールドミュージアムの概要説明では、「博物館を整備することだけが目的ではなく、身近なものを次世代につないでいきたい。市原市全体をミュージアムとするために、外に飛び出し現地を歩きながら、地域で出会うさまざまな発見と体験を通じて地域を盛り上げ、最終的に伝統文化の継承・保存に繋げていきたい。また、現在の『いちはら文化財マップ』の基本コースの上により詳しい内容を加えていけたら」と職員の方が説明しました。
体験館の概要説明では、「子どもの体験学習はとても重要で、長く続けることが大事。大きく分けて、考古学体験とものづくり体験、昔のくらし体験ができる場所を整備し、小学校の体験学習のメニューにする。他の自治体に負けないような、子どもたちの体験場としてみんなの力で作っていきたい」と説明。
「昔は多くあった鍛冶屋が今はほとんどない状況で残念。体験を通じて、1000人に1人でも鍛冶屋を始めようとする人がいたらいいなぁ」との一言が心に響きました。
これから、毎月フィールドミュージアムグループと体験館グループに分かれて検討会が行われます。私も、勉強しながら連載発信していきたいと思っています。
説明してくださった2人の職員のいちはら愛の熱い魂は、参加者の方々に心深く伝わったことと信じています。
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