<いちはら歴史のミュージアム>第7回フィールドミュージアム検討会
更新日:2020年2月13日
歴史ロマンあふれる市原地区の基本コースの検討(フィールドワーク)
この日は、「市原里づくりの会」の山越会長をはじめ、町会長など多くの方々に厚く迎えられ、光善寺脇の町民館で市原地区のルートを検討しました。
市の名前にふさわしい「市原」地区
2020年の今年は更級日記千年紀。『更級日記』の作者である菅原孝標女も市原から旅立ったのではと!ますますロマンが広がる市原地区のルートを回る前に、山越先生からのご説明。市原地区は神社で守られていること、市内で「市原」の地名が付くのはここだけという愛着あふれる話に共感し、「次世代に残したいと思う『ちば文化資産』」に柳楯神事が選ばれた喜びも分かち合いました。
上総国府の指定地としても有力地である市原地区は、中世~近世~近代まで色々な歴史を含んでいる、と職員の方。2時間ぐらいで歩けるルートを作成したので、今回はその検討をしたいとのこと。
ルートに沿って、古代道跡や阿須波神社、市原八幡神社などのルートを歩きました。
伝承され歴史となる
光善寺では、毎年8月第1日曜に開帳される薬師堂の中を見させていただき、感無量!近くからは、国分寺よりも古い瓦が出土するとのことで、山越先生が色々な瓦を見せてくれました。山越先生の笑ジワは、瓦と変わらない歴史が刻まれているようで印象的でした。
地域の活躍が今後のカギ
職員の方が、山越先生のお話をそのまま解説帳に書きたいぐらいだと感動して伝えると、「市が丸ごと博物館という発想は、他に例がない。これから地域同士が連携を深めていければ、市原市がもっと有名になると思うので、地域で活動する皆さんの活躍を、今後の博物館に役に立てていければと思います」と締めくくった山越先生。
町会の方も終わりまでずっと同行され、心にも残る検討会でした。
第8回フィールドミュージアム検討会は、2月27日(木曜)に国分尼寺跡展示館集合で国分寺台地区のフィールドワークを行います。
過去のフィールドワーク検討会
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