中学校における部活動の朝練習と自主練習について
更新日:2019年7月22日
要旨
中学校の部活動で朝練は必要でしょうか。成長期の子供達の睡眠時間を削り、疲れも残り、授業への集中力も落ちると思います。親も早く起きなくてはいけないため、共働きが多い現代には必要性が感じられません。
また、土日どちらか1日休日を設けていますが、予定表に自主練習は可と記載され、自主練習に行かない生徒はやる気が無いような空気があり休みにくいそうです。朝練の件とともに御検討をお願いします。
回答内容
朝練習を含む市原市内の公立小中学校の部活動については、今年度よりスポーツ庁の規準に沿った「市原市運動部活動ガイドライン」を策定し、以下のとおり市内統一で取り組んでおります。
1.月曜日から金曜日(平日)のうち1日以上を休養日とします。
2.土曜日及び日曜日(週末)の部活動は、1日以上を休養日とします。
3.長くとも、平日の練習時間は2時間程度、週末の練習時間は3時程度とします。
ただし、これを超えて活動する場合は、校長の許可のもと、別日の活動日を休みにしたり、活動時間を短縮したりすることにより、児童・生徒の体調に留意し、過度にならないよう配慮した上で行います。
したがって、部活動全体の活動時間は市教育委員会で規定していますが、朝練を行うかどうか等の運用については、各学校長が地域や学校の特性をもとに、生徒の体調に留意し、過度にならないように配慮した上で学校が判断することを可能としております。
次に、週末の「自主練習」につきましては、生徒の自発的活動の1つと考えますが、学校の部活動として活動する場合は、あくまでもガイドラインに沿って活動するよう指導してまいります。
今後、具体の状況については個別に確認し、適切な部活動の取組を行うよう確認してまいりますが、心配が続くようでしたら、遠慮なく教育委員会まで御連絡ください。
お問い合わせ
学校教育部指導課
電話番号:0436-23-9849
