千葉市・市原市・四街道市とセブン&アイグループ6社との包括広域連携協定を締結しました。
更新日:2018年7月27日
平成30年7月12日、千葉市・市原市・四街道市とセブン&アイグループ6社※は、3市地域の一層の活性化と市民サービスの向上に資することを目的に包括連携協定を締結しました。
※セブン&アイグループ6社
株式会社イトーヨーカ堂、株式会社セブン-イレブン・ジャパン、株式会社そごう・西武、株式会社ヨークマート、株式会社セブン&アイ・フードシステムズ、株式会社セブン&アイ・クリエイトリンク
3市とセブンアンドアイグループ6社との包括広域連携協定締結式
趣旨・目的
千葉市・市原市・四街道市は、房総半島への玄関口に位置する県内交通の要衝となる地域であり、通勤や商業といった人の流れの面で強いつながりがあることから、この3市を含む圏域を「東京」でも「地方」でもない新しい価値観を共に創る地域として位置付け、今後の人口減少に伴い予測される経済規模の縮小や、少子化・高齢化などの地域的な課題へ対応していくため広域的な連携を進めています。
セブン&アイグループ6社は、総合スーパー、コンビニエンスストア、百貨店、レストランといった多様な業態と、全国的な販売ネットワークにより消費者に対して様々なサービスを提供している我が国を代表する企業グループであり、これらグループ6社の機能・資源を横断的に活用することにより、3市地域における地域的な課題の解決を図ることを目的として包括連携協定を締結しました。
重点的な取り組み~農業・食品・観光関連分野の成長産業化~
取り組みの方向性
3市地域は約133万人(千葉市:約97万人、市原市:約27万人、四街道市:約9万人)の人口規模を擁する大きな消費地であり、また、様々な農産物の生産地であるとともに、豊かな自然資源を有する観光地としてのポテンシャルを持っており、更に、房総半島への玄関口に位置していることから、千葉県内の多様な物産と東京という大消費地とを結ぶ流通拠点として好立地でもあります。
そこで、セブン&アイグループの持つ“全国的な販売ネットワーク”、“商品開発力”、“情報発信力”を活用した、「3市地域の産品の域外への発信・販売」と「『食』をキーにした域外からの観光誘客」により、農業・食品・観光関連分野の成長産業化を目指します。
- 3市地域産品のセブン&アイグループ6社での取扱量の拡大
- セブン&アイグループ6社が持つ消費者の嗜好等の情報に基づく3市産品の価値向上
- セブン&アイグループ6社の域外店舗での商品販売と、それと連動した観光プロモーションによる3市地域への観光誘客
- 将来に向けて3市地域における農業生産、食品製造・流通・物流等に関する取り組みについて、セブン&アイグループ6社と協議・検討
主な取り組み予定
3市産品の商品力向上
セブン&アイグループ6社で取り扱われる商品ラインアップの拡大へ向けて、商談会等の実施を通じて、3市地域らしさのある商品の発掘・育成へ向けた取り組みを進めます。
その上で、3市産品の全国的な知名度の獲得へ向けて、『千葉市・市原市・四街道市とセブン&アイグループ6社がお勧めする代表産品』を選出し、多くの観光客の来訪が予測される2020年東京オリンピック・パラリンピック開催に合わせて発表できるよう取り組みを進めます。
連携協定締結を記念した取り組みの実施(平成30年9月)
※一部変更になる可能性がございます。
千葉市、市原市、四街道市の店舗で、地域で産出・販売されている商品を取り揃えた地域産品フェアを開催します。
株式会社イトーヨーカ堂、株式会社ヨークマート、株式会社セブン&アイ・クリエイトリンク、株式会社そごう・西武
3市の地域らしさを感じられる記念商品の販売を予定しています。
株式会社セブン-イレブン・ジャパン
地域の「食」と「観光」に関する様々な情報を、デニーズやポッポなどのお店を通じて発信します。
株式会社セブン&アイ・フードシステムズ
市原市の取り組み
本協定では、市原市とセブン&アイグループ各社が個別に連携して取り組みを行うことも可能としています。
- 「こども110番の家」への登録(市原市内のセブンイレブン、デニーズ全店舗)
- 市内グループ企業内での「ヘルプカード」の認知向上と市民への周知活動への協力
- その他、認知症サポーター事業の強化や、アートイベントでの連携など
