iStyle 市民グラフいちはら 2004-04/Spring vol.107

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食 STYLE いちご大福
写真・いちご大福
  甘酸っぱい赤い果実が、子供から大人まで人気の"いちご"。そのまま食べてもおいしい上、どんな食材にも合うため、毎年旬を迎えると、さまざまないちごのデザートが登場して、私たちを楽しませてくれる。
 市内には、約20軒のいちご農家があるが、そこで栽培されている『市原いちご』は、粒が大きめで、甘みが強く、身がしっかりしているのが特長。生産量は決して多くはないが、極力農薬に頼らず、市原の豊かな風土の中で、一粒一粒丁寧に作られた市原ブランドだ。お話をうかがった山越生枝さんのビニールハウスでも、花の受粉はミツバチの自然交配で行っている。
 レシピで紹介している『いちご大福』は、いちごを使ったデザートの中でも代表的なもの。今回は、山越さんに外側のおもちの生地にも、いちごを使用したものを作っていただいた。きれいな桜色の生地に、すりつぶしたいちごのツブツブ食感と、いちごの甘い香りが食欲をそそる。「手軽に作れるし見た目もきれいだから、おつかいものやちょっとした行事にもピッタリなの」と山越さん。通常の白い生地のものと並べて盛り付ければ、ひなまつりや端午の節句など、お祝い事にも最適なメニューだ。
写真・阿部千恵子さん、渡辺美佐子さん、山越生枝さん
いちご栽培を手掛ける仲良し3人娘。
手前から阿部千恵子さん、
渡辺美佐子さん、山越生枝さん。
 山越さんのお宅では、いちごジャムやいちごシロップのほか、いちごに砂糖をまぶして冷凍した『いちごシャーベット』も作るそうだ。簡単に作れて、保存も利くので、一年中いちごを味わえる。そのほか、市販のクロワッサンの中に生クリームといちごを乗せれば『いちごクロワッサン』、アイスクリームやフレーク、チョコレートソースなどにいちごを飾りつければ『いちごパフェ』といった具合に、お好みの材料と組み合わせるだけで、バリエーション豊かなデザートが楽しめる。ぜひ、家族や気の合う仲間とワイワイ楽しみながら作ってみたい。
 また、「いちごは体にいいから、病気見舞いなどに利用する方も多いわね」という山越さんの言葉通り、ビタミンCを豊富に含んだいちごは、中粒のものを10個も食べれば一日の必要量を摂取できるほど。美肌効果も期待できる上、いちごに含まれているペクチンには、善玉コレステロールを増やす働きがあるので、生活習慣病の予防などにも役立つ優れものだ。
「今年は花が咲いてから実がなるまでの時期、太陽がたくさん顔を出してくれたから、例年よりも甘みが増しておいしいはずよ」と笑顔で話す山越さんが、元気で若々しくいられるのも、この”いちごパワー“のおかげなのかもしれない。
写真・いちごクレープ、いちごパフェ、いちごクロワッサン
手前から時計回りに、いちごと生クリームをクレープ生地で包んだいちごクレープ、
自家製のジャムを使ったいちごパフェ、いちごクロワッサン。
お好みの材料に、いちごをトッピングするだけで、カフェ気分を満喫できるいちごのデザートが完成。


[いちご大福のレシピ]
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