市民グラフいちはら '99-4

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 編集後記

i style アカデミー 動物の名前をもらった野草たち

馬、牛、狐、蛇、鳥、犬……。
いえいえ、新しく決まった十二支ではありません。
野や山で観察できる春の植物で、動物に関係のあるものの名前です。これから、暖かくなって気持ちいい春風が吹く季節。
ちょっと変わった“アニマル・ウオッチング”に出かけて見ませんか?

[イヌザクラ]
「ある語に冠して、似て非なるもの、劣るものの意を表す」(広辞苑)のがイヌという言葉の意味の一つ。と言うと犬好きの人には怒られそうですが、このイヌザクラも葉がサクラに似ているのに、花は小さいものが五センチから十センチの穂状に咲くところから付けられました。ほかにイヌを冠したものにはイヌガヤ、イヌガラシ、イヌムギなど。
バラ科サクラ属。本州から九州に分布。

[ウマノアシガタ]
キンポウゲ(金鳳花)のことで、葉の形が馬の足型に似ているところから。本来のキンポウゲは花が八重のものに付けられた名前で、一重のものは一般にウマノアシガタの名で親しまれています。日当たりの良い土手や道ばたなどの草地に一般に見られます。ほかに馬の名前が付いているものには、ウマゴヤシ、ウマノスズクサなどがあります。
キンポウゲ科キンポウゲ属。日本全土。

[ヤブヘビイチゴ]
薮や林の下など湿った日陰の、いかにも蛇がいそうなところに生えるのでこの名前があります。実はヘビイチゴよりも光沢があります。五枚の花弁をもつ花びらは鮮やかな黄色でとてもきれいです。 バラ科ヘビイチゴ属。
関東地方以西から沖縄に分布。

[ヒガンマムシグサ]
何となく恐ろしげな名前ですが、猛毒はありません。茎に緑褐色のまだら模様があり、マムシの皮の模様に似ていることから名付けられたという説が一般的です。
サトイモ科テンナンショウ属。関東中部地方と四国に分布。

 

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