ふるさと市原に輝く人物コーナー「小柳常吉展」(市原市立中央図書館)
更新日:2018年7月29日
ふるさと市原に輝く人物コーナー第16回は、幕末の大関「小柳常吉」を取り上げます。
小柳常吉(本名・高石桂治)は、1817(文化14)年上総国市原郡上高根村(現在の市原市上高根)で生まれました。入門後、一度は帰ってきてしまいますが、再入門後は力をつけ、1843(天保14)年には場所最高の成績(今日でいう初優勝)を飾ります。その後大関まで昇進し、ペリー来航時には、米俵五俵を一度に運んだり、小柳に挑戦してきたアメリカの水兵3人を一度にやっつけ、怪力ぶりを発揮しました。1856(安政3)年に引退し、年寄阿武松を襲名しますが、1858(安政5)年に亡くなりました。
今回の展示では、小柳常吉に関連する図書のほか、香蝶楼国貞(三代目歌川豊国)が小柳常吉を描いた錦絵や当時の番付を展示します。
会場:市原市立中央図書館
1階:記念展示架、郷土・行政資料展示コーナー「ふるさと市原に輝く人物コーナー」
2階:展示ケース
期間:平成30年6月1日(金曜日)~7月29日(日曜日)
中央図書館開館時間中、閲覧自由※2階は全日午後5時まで
