市原市の新指定文化財(平成26年度)
更新日:2015年1月5日
ここでは、平成26年度に新たに指定された文化財を紹介します。
稲荷台遺跡第37号住居跡出土土器一括
市原市教育委員会は、平成26年12月18日付けで、新たに「
保持者・保持団体(所在地)
市原市教育委員会(市原市埋蔵文化財調査センター:市原市能満1489番地)
概要
今回指定したのは、稲荷台遺跡の第37号住居跡と呼ばれる
そのうちの1点は、土器の内側と外側にビッシリと文字が書かれており、「上」「月」「酒」などのほか、「
これらの土器は、発掘調査の成果などから
稲荷台遺跡第37号住居跡出土土器一括
貞観十七年銘墨書土器
解説ページ
埋蔵文化財調査センターの関連ホームページは以下をご覧ください。
能満上小貝塚出土土製品
市原市教育委員会は、平成26年12月18日付けで、新たに「
保持者・保持団体(所在地)
市原市教育委員会(市原市埋蔵文化財調査センター:市原市能満1489番地)
概要
能満上小貝塚は、縄文時代後期から晩期にかけての集落遺跡です。発掘調査を行ったところ、数多くの土製品が出土しました。
今回指定したのはその中でも特に優れた
特に、イノシシ形土製品のうち大型のものは、同じ個体の胴体、右後足、左後足がそれぞれ別の住居跡から出土しています。わざわざ完全な形のものを解体し、別々の住居に廃棄しており、縄文時代の
また、両前足、両耳、尻尾などの一部が失われていますが、イノシシの特徴である大きな鼻や背中の盛り上がり、爪先立ちの脚など、細部まで写実的に表現されています。
手燭形土製品は完全な形で出土したもので、優れた造形の完成度の高さは特筆すべきものです。文様の刻まれた土版とともに、その用途はわかりませんが、何らかの
能満上小貝塚出土土製品
イノシシ形土製品
解説ページ
埋蔵文化財調査センターの関連ホームページは以下をご覧ください。
関連ページ
平成18年度以降に指定された指定文化財の一覧へ移動します。
いちはらの指定文化財をまとめた、いちはら文化財ガイド「歴史の旅人」へ移動します。
市内にある指定文化財の一覧へ移動します。
